お役立ち情報
防・減災のヒント 南海トラフ巨大地震による被害想定の見直しが実施されました。
2025年3月31日に内閣府より南海トラフ巨大地震による新たな被害想定が公表されました。
これは前回の被害想定・対策の基本計画策定から10年が経過し、
防災対策の進捗状況・新たな知見・データ等をもとに見直しを行った結果です。
死者数(最大のケース)は29.8万人と前回から約8%の減少にとどまっており、
特に津波による死者予想が未だ20万人を超えています。
早期避難を実現することで、被害を70%以下に軽減できるとの想定もされており、
津波情報の伝達や避難の呼びかけが効果的に行われることで
人的被害の減少に大きな影響があることが示されています。